情報収集と予想が大事
キャンプへ行く前にキャンプ場周辺の天気予報を調べると思います。
しかし予報ですから全て正しいとは限りません。特に山間部は天気が急変し易いので天気予報だけでは心許ないです。
天候だけではなく、キャンプ場周辺の気温も十分な注意が必要になります。
天気予報だけではなくキャンプ施設の方に事前に天気や気温を聞いておくことが大事です。
大事なのは〝情報収集″と〝当日の予想″になります。
どの様な状況でも対応できる装備やアイテムで充実している状態が理想ですが、現状は荷物の量を出来るだけ少なくながら、天候の変化や気温の変化に対応することになります。
この必要最低限の荷物で快適なキャンプを行う為には「当日の予想」が重要になってくるのです。
場所で変化
天気予報は各都道府県の地域をいくつかに分けて発表していますので、物凄くアバウトな予報になります。
ちょっとしたお出掛け位でしたら十分な予報ですが、自然を遊ぶキャンプでは、より細かい地域の天気予報が知りたい情報になります。
特に山間部のキャンプ場でキャンプを行う場合は、天候の流れと気温の変化を細かく知りたいのです。
標高が高くなるほど温度は下がります。標高が100m高くなると気温は0.6~0.7度下がります。
天気予報の計測地点からキャンプ場がある場所の標高の違いで気温が変わるので事前に利用するキャンプ場の標高を調べておく事をお薦めします。
例えば、観測地点より1000m高い場所にあるキャンプ場との温度差は6度~7度変わります。天気予報では20度と表示されていても、キャンプ場の温度は13度~14度位となります。これは長袖シャツ1枚を羽織っていた服装が、キャンプ場では冬用のアウターを着ないと寒く感じる温度差なのです。
体感温度は変わる
日中太陽が出ていても風が吹き当たる場所や日陰に居た場合は天気予報の気温より寒く感じます。
おおよその目安、風速1mで体感温度は1度下がると言われています。
風力の目安は気象庁のHPを見るか、いろいろな情報が有るので、今回は代表的な風力を記載します。
顔に風を感じる風力が1,6~3.3
砂埃が立ち、小枝が動く風力が5.5~7,9
池や沼の水面に波頭が立つ風力が8,0~10,7
気温と対策
天気予報とキャンプ場の標高さを考えて気温を予想します。この時、天気予報で発表されている気温とキャンプ場の予想気温差がプラスマイナス5度以上ある場合は〝対策レベル″を1段階(上げ、下げ)する必要があります。
気温による服装
25度以上:半袖シャツ
20度~24度:半袖シャツ(曇りや雨は長袖シャツ)
15度~19度:薄いセーターやトレーナ等を着る
10度~14度:アウターはダウン、シンナーはヒートテック等の防寒対策が必要
10度以下:真冬の防寒対策が必須
※私個人の体感気温での服装なので個人差があります。
新聞紙は優秀な防寒アイテム
最後に私個人のお薦めアイテム〝新聞紙″をリュックやバッグの中に数枚入れておくと良いです。
服だけでは寒さ対策が万全ではない状況で、寒さを感じた時に新聞紙を体に巻き付けると寒さ対策になります。肌着やインナーの上から巻きつけるのがコツです。多少ゴワゴワしますが保温性は抜群です。
コメント