お手軽キャンプは余り荷物を増やしたくはありません。
調理道具も人数やシチュエーションに合わせて無駄の無い道具と種類を用意したいです。
余り荷物を待たずに、しかし本格料理を食べたいと思われているキャンパーにお薦めの調理道具がスキレットです。
キャンプ調理アイテムはこちらを参照https://mo-camp.com/?p=121
スキレットとは?
スキレットとは鋳鉄製のフライパンの事です。ダッチオーブンと同じで素材に厚みがあるので、直炭料理も簡単にできます。
更にスキレットの蓋も同じ様に分厚い鋳鉄製なので、蓋の上に炭を置きオーブン料理もこなせます。
そしてスキレットはフライパン特有の「焼く、炒める」調理の他に、分厚い蓋のお陰で「煮る、蒸す、揚げる、燻す」調理もできる万能フライパンです。
例えるのなら〝小型ダッチオーブン″と思ってもらえれば良いのでは無いでしょうか。
ソロキャンプや2~3人位の少人数キャンプ、余り荷物を増やしたく無いお手軽キャンプに重宝します。
料理メニューによっては調理したスキレットが、そのままお皿として使える利便性をもちます。
スキレットが得意な料理
色々な料理が美味しく作る事が出来るスキレットですが、1番はフライパンの特性を活かした料理を作るのがお薦めです。
私がお薦めするスキレット料理をいくつかご紹介します。
パエリヤ:高温で作られたパエリアの香ばしさを堪能できます。
フォカッチャ:表面はパリッとしていて中はモチッとしたフォカッチャはカレーや煮込み料理のお供に最適です。
アヒージョ:調理後そのままテーブルに出せるスキレットの特性を活かした料理です。海老やキノコ等具材はお好みで。
ローストビーフ:短時間で作れる為、BBQの前の豪華な前菜やメイン料理にもなります。
餃子:直炭で焼けば超高温なので家庭では作れない美味しさです。
カマンベールチーズのベーコン巻き:調理が簡単でお酒のおつまみにもお薦めです。
スキレットに使えるお薦めアイテム
ハンドルカバー、キッチンミトン:スキレットの取手はフライパンと同じ材質の鋳鉄製です。火にかけて調理をすれば取手も高温で火傷をしてしまう恐れがあります。ハンドルカバーやキッチンミトンがあれば火傷の心配も無く、熱々料理を直ぐにテーブルへ出せます。
シリコンマット:テーブルの上に敷いておけば高温のスキレットも直置き出来ます。
リフター:焚き火の中や炭の上にスキレットがあっても気軽に蓋を開ける事が出来る棒です。
スキレットの後処理
鋳鉄製のスキレットは必ず空焚きして水に濡れたままにしない。濡れていると赤錆が発生してしまい、その後のメンテナンスが大変になります。
長期保管はシーズニングを必ず行う事。
ひび割れの場合は修復不可能で、万が一使用した時に砕ける恐れがあり大変危険なので使用は厳禁です。
スキレットのお手入れ
基本はダッチオーブンと同じお手入れを行えば長く使用できます。
使用後のお手入れや長期保管についてはこちらを参照
キャンプのみならず家庭でも大活躍するスキレットはダッチオーブンよりも重宝する可能性のある便利道具です。
1つあるだけで貴方のキャンプシーンが劇的に変わる事間違いなしです。
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