上手なキャンプキッチンの使い方で楽しさ倍増

キャンプキッチンの上手な使い方

キャンプをする上で楽しみの一つに食事があります。テーブルを恋人や家族 友人で囲み、外で食べる数々の料理はどれも美味しくて自然と笑いに溢れます。

そして美味しい食事を作る調理もキャンプの楽しみです。

調理を楽しむコツは〝効率良く″〝快適″に調理ができる事です。

初めての方や初心者の方は、何度も調理をしている内に、段々と自分の使い易いアイテムや配置等が決まっていくと思います。

今回は私が調理をする時に使い易いと感じた事をお伝えします。

キャンプキッチンはこちらを参照 https://mo-camp.com/?p=121

キッチンアイテムをまとめる

意外と出来そうで出来ないのが〝まとめる″です。

これはアイテムを使う前の状態は綺麗にまとめられているのですが、(*ここから初心者に多い)調理が始まるとトングやお箸、包丁等の調理アイテムや塩コショウ等の調味料が色々な所に散乱してしまい、「00はどこに置いた?」等の会話がされます。

必要な時に必要なアイテムが無いとストレスを感じてしまい楽しさが半減するだけではなく調理の時間もかかってしまいます。

使用したアイテムや調味料等をまとめて置いておく場所(スペース)を作る事で効率良く快適な調理が出来ます。

テントやターフの外

調理は必然的にテントの外やターフの外で行う場合がほとんどです。(日陰や雨よけにターフの中もあります)

調理を効率良く行い快適に食事をする為にテーブルや椅子、収納棚やガスコンロ等の設置場所は意外と重要になります。

特に調理台やガスコンロはキッチンの最重要場所となるので全体の配置を考えて設置しましょう。

私が使い易いと思った位置は、テント出入り口から斜め前(右左どちらでも良いです)に配置すると、テント内に置いてあるアイテム等を取りに行くのも直ぐに移動が出来てお薦めです。

アイテムの配置はカテゴリー別と動き易さ

キッチンアイテムはキャンプで使用する全アイテム中一番多種多様のアイテムを使用されます。

まずは調理をカテゴリー別に分けましょう。私は4つのカテゴリーに分けています。

水を使用する場所用、加工(切る、剥く)する場所、火を使用する場所、その他アイテムの4ヶ所でアイテムを分類します。

次は4ヶ所に分けたアイテムをそれぞれのカテゴリー場所で使い易いスペースにまとめて配置します。

この時重要なのが〝効率良く動ける位置″を選ぶ事です。イメージとしては流れるように前後左右動ける感じです。

細かくすると大小の物や長短の物で分けたりもするのですが、今回は4つのカテゴリーでお伝えしました。

高さを揃えると調理が楽

動線″(食材が動く線)の高さを同じにする事で、より効率の良い調理ができます。

食材の流れを例えます。

水で食材を洗う、→洗った食材を加工(切る)、→加工した食材を火にかける(煮る、炒める)

この様に食材が流れていく動きを動線と表現しています。

動線の高さがまちまちだと流れが悪くなりますし、人間も立つ動きと座る動きが多くなり調理効率も悪くなります。

調理アイテムのキッチンテーブルは加工と火にかける動作がスムーズに行える様に考えられたテーブルなので、一台あると重宝します。

雨の日調理と晴れの日調理

自然の中で行うキャンプは雨の日や晴れの日も在ります。

雨の日

雨水に濡れない様に調理する″事が最大のテーマになります。

調理場所の頭上にターフ(屋根)を設営する事で、ある程度の雨水は防げます。

もう一つ雨の日調理の対策として動線の動きを横から上下に変えます。

調理効率は動線の高さを同じにする方が良いのですが、調理する人が横の動きになる為、雨水で足元がぬかるみ易くなってしまいます。キッチンテーブルの下に洗い場を設置する事で上下の動きは増えますが横の移動が極力減らせる為、足元のぬかるみが減らせます。晴れの日と違い雨の日はコンパクト差が重要になります。

晴れの日

暑さ対策と日差しによる食材の鮮度低下防止が最大のテーマになります。

頭上にターフを貼り日陰を作りましょう。

また雨の日と比べてコンパクトにしなくていいので動線の高さを意識しましょう。

楽しく調理して美味しい食事に大盛り上がりのキャンプになるはずです。

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