キャンプで使用するテントはいわば自分家と同じです。
雨風や夏の暑さ、冬の寒さから防いでくれるだけでなく、今流行りの飾り付けやコーディネートをして癒しの空間を作ったりホテルのスイートルーム並みの豪華な空間にしたりする事で、もはや〝寝る″〝休む″だけのテントでは無くなっています。
今のキャンプは見た目や空間も大事にされる時代なのです。
色々な種類のテントが在りますがどの種類も共通して言えることは〝軽量″で〝雨風に耐える″物です。
これを踏まえて各種類をご紹介します。
ドーム型テント
中国やモンゴルで使用されている〝ゲル″がルーツと言われています。その後1933年にイギリスのエベレスト遠征隊が初めて使用しました。時代と共に使用されている材質の変化で、より悪天候時にも使用できる様になり、現在では風速60m/秒にも耐えられる様になり現在のテントの主流になっています。
また一人で設営も簡単に出来るので、キャンプ初心者やソロキャンパー等から多くの支持を得ています。
もしテント選びに迷ったらドーム型を選べば大丈夫です。
ワンポール(ティピー)テント
ワンポールテントはアメリカの先住民族が使用していたティピーテント(三角の形をしたテント)がルーツと言われています。
三角の尖った屋根が「可愛い」とキャンプ女子の間で大流行をして、今やドーム型テントと並ぶ人気タイプのテントです。
見た目だけでは無く性能面も人気があります。理由としてポールを一本立て、後はテントの外にペグを打つだけの簡単構造なので〝設営″や〝撤収″が女子一人でも楽にできます。
最近流行りのグランピングで使用されているテントはワンポール(ティピー)テントです。
ワンタッチ(ポップアップ)テント
キャンプに行き一人で寝るだけの使用目的なら一番使いやすいテントがワンタッチ(ポップアップ)テントです。
特徴は収納している袋からテントを取り出すと「ポン」と自動で出来上がるので超お手軽簡単初心者向きのテントです。
欠点としては強風等の悪天候に弱いので注意が必要でし。*ペグ留めをすれば、ある程度は耐えられます。
バイクツーリングや海水浴、公園遊びや赤ちゃんのお昼寝用等の気軽に持ち運びをするスタイルにぴったりです。
特殊タイプテント(多目的、個性派)
特殊タイプのテントは、これまで紹介してきたタイプのテントに入らない物を、大型小型を問わずに特殊タイプに分類されます。
見た目がドーム型テントでも特殊な形状で多機能型のテントが特殊タイプで、キャンプ上級者がよく使用されています。
設営や撤収が大変で使いこなすのに時間や経験が必要になります。
使いこなせる様になれば上級キャンパーの仲間入りです。
ロッジ型テント
ロッジ型テント最大の特徴は〝居住スペース″の広さです。さらに他のテントと連結もできるので、よりバリエーションに富んだテントになります。
大型テントの設営には二人いないと物凄く大変なのですが、ロッジ型テントは慣れると一人で簡単に設営ができるのもの魅力です。
薪ストーブが簡単に設置可能なので冬のシーズンにもロッジ型テントは使い易い。
機能や性能はタイプによって様々です。実は見た目で選ぶのも大事だったりします。
テントは決して安い買い物ではありませんので、自分が気にいるテントを見つけるまで色々と探して見てください。
コメント