キャンプで昼間楽しく遊んだのに深夜になっても寝つけなくて翌日睡眠不足なんて事を経験した方もいると思います。
眠り慣れている自宅とは環境や状況が全然違います。睡眠環境の変化に無意識ですが多くのストレスを感じ取っています。
快適に寝る為のポイントを知る事で対策もできます。
睡眠ができない原因を知る
キャンプを行う時に寝つけなかった原因を聞くと〝寒くて寝られない″と答えた人が圧倒的に多かったです。
他にも〝腰が痛い″とか〝周りの音が気になる″とか〝楽しい気持ちが高ぶり過ぎて(興奮、高揚)″等がありますが、今回は環境的問題の原因〝寒さで寝られない″対策をお伝えします。
テントを建てる場所の温度差
真夏でも夜の地面は底冷えをします。特に土は日中地温が上がり夜地温が下がる温度差が大きいです。テントの設営時に地面が暖かいからといってグランドシートやテントマットを敷かないと夜の地温低下が原因で寒さがダイレクトに伝わって来ます。
対策として設営時に地温が高くてもグランドシートやテントマットをしっかりと敷き夜の底冷えに備えましょう。
他にも底冷え対策としてテントの設営場所を土よりも草が生えている場所で設営しましょう。理由は草が生えている場所は日中の地温と夜の地温差が少ないので〝温度差でおきる結露″の防止にもなります。
理想としては
1 少し高台の場所
2 芝生や草等が生えている
3 適度な木陰を作る林が在る
1~3まで揃っている場所がベストですが、もし条件が揃わなければ優先順位を1→2→3の順番で探すようにしましょう。
テントをキャンプ場に設営はこちらを参照https://mo-camp.com/?p=35
雨対策の設営はこちらを参照https://mo-camp.com/?p=94
防寒対策、グランドシート
地面からの底冷えは想像以上に冷えます。10月下旬に入るとキャンプ場は朝晩の冷え込み方が冬と変わらないです。しっかりと防寒対策をしないと寒過ぎて全く寝られない事になります。
以前友人が10月中旬に山間部のキャンプ場でキャンプをした時に防寒対策をしていなくて「寒さで全く寝られなかった」と言っていました。その時の状況が地面→テントの底布→コット(ベッド)→寝袋(冬用)です。
地面に付かないベッドに冬用寝袋でも底冷えを防げてはいません。
グランドシートと合わせてアルミシート(マット)を敷くと地面の底冷えから強力にガードをしてくれます。
理想は地面→グランドシート→テント→アルミシート(マット)→ブランケット→エアーベッドやコット→寝袋です。
地面から厚みがあるので冷えにくいのとクッション性も上がるので寝心地も良くなります。
テントマット、ブランケット
テントマットやブランケットは何枚か重ねて敷くと保温性が上がるので、状況に合わせて1~2枚は余分に持っていく事をお薦めします。
コット(ベッド)
コットは足つきベッドと同じでテントの底布(地面)とベッドの距離を開ける事で底冷えの温度低下予防になります。
コット(ベッド)の上にエアーマットを敷く事でさらに保温性が上がるので冬のキャンプにもお薦めです。
枕
意外と枕は快適な睡眠に必要なアイテムです。睡眠時に首や方へかかる負担を軽減してくれます。
エアータイプの枕なら荷物としても邪魔にならないのでお薦めです。
前日キャンプを楽しみ疲れた体をしっかりと休ませて翌日のキャンプも思い切り楽しみたいですよね。
快適な空間でしっかりと睡眠をとって心と体をリフレッシュです。
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