色々な方のBBQをよく見かけると、網の上に食材を置いて焼くシーンが多いです。網焼きは食材の余分な脂を落としてくれるのでヘルシーに美味しく焼けます。
鉄板焼きも見かけますが野菜炒めや焼きそばを作る時位しか見かけません。ダッチオーブンやスキレットで作れてしまうのでわざわざ鉄板焼きしなくてもいいのでは?と思う方もいます。
しかし食材によっては網焼きよりも鉄板焼きを行う事で更に美味しいBBQになるのです。
キャンプ調理道具はこちらを参照https://mo-camp.com/?p=121
鉄板の魅力
保温性:網と違い鉄板は全体が熱せられているので網とは比べ物にならない位の保温性があります。この保温性が高いお陰で焼きそばやお好み焼きの様な粉物料理が美味しく作れます。
コストパフォーマンス:網の場合は使用していると次第に反りや歪んできます。鉄板は網と比べて厚さがあるので中々反りや歪みが出ません。網と比べて丈夫な鉄板は洗えば何度も使えて経済的です。
長持ち:厚みや頑丈な作り、使用回数の違いで耐久年数も変わりますが、数年~数十年使い続けられます。
鉄板選び
厚み:鉄板は分厚い程、火力も有り保温性が高いです。その反面、厚い鉄板ほど重量が重く持ち運びが大変です。お店に設置する鉄板とは違い、キャンプやアウトドアで行うBBQは設置と撤収があります。持ち運びをしないといけないBBQ用の鉄板は、適度な厚さで持ち運びも楽に出来る鉄板を選ぶ必要があります。
私のお薦めする鉄板の厚みは「男性が居るBBQでしたら厚さ5mm」で「女性だけのBBQでしたら厚さ4mm」が使いやすいです。
グリルのサイズに合わせる:各メーカーから専用の鉄板が発売されているので自分の使っているグリルを確認してサイズの合う鉄板を使用しましょう。
ヨコザワテッパンとは
最近ガチ勢キャンパーの間で話題になっている鉄板があります。
鉄板の名前がヨコザワテッパンと言われていて、釣りを極めたアングラーの横沢鉄平氏が考案した逸品です。
ガスコンロやバーナーの上に乗せて調理する、見た目もシンプルな普通の鉄板なのですが、実は物凄く計算され尽くしている鉄板がヨコザワテッパンなのです。
一度使うと他の鉄板が使えないと言われていて、今人気急上昇の注目アイテムの1つです。
ヨコザワテッパンはこちらを参照
鉄板のお手入れは
基本的に鉄板のお手入れ方法は鋳鉄製のダッチオーブンやスキレットのお手入れと同じで〝シーズニング″が大事です。
使用後に残っている焦げは鉄板を良く空焼きにして炭化させてヘラ等で取ります。(※空焼きは白い煙が出る位までにする事、焼き過ぎると変形の恐れ有り)
洗浄は普通に行っても大丈夫ですが〝洗剤は使用しない″様にする事と、鉄板に細かい傷を付けない様に金属タワシ等は使用せずにスポンジや亀の子タワシを使いましょう。
洗い終わったら良く乾かして油を薄く塗って置く事が重要です。
鉄板取扱いの注意点
調理前の鉄板は、必ず鉄板が〝十分に熱せられた″状態になってから油を敷きましょう。鉄板が冷めている状態で油を引くと、肉や野菜の焦げ付きの原因になります。
焼きそばやお好み焼き等を作る時のヘラは、木製やシリコン製等を使用して鉄板に傷をつけない様にする事をお薦めします。
ステーキ肉等を鉄板で焼くと網焼きでは中々上手に作れない外はカリッと中はジューシーで美味しいステーキが簡単に作れます。
鉄板を使っていつもとは一味違うBBQを楽しんでみましょう。
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