私がイメージをしていたキャンプは山や川でテントを張って寝泊まりする事をだと思っていました。
テントの形(三角やドーム)も一般住宅と同じで色々な形があると思っていた程度です。
難民キャンプやベースキャンプ、プロ野球などが行う合宿もキャンプと呼ばれているので、根本が違うキャンプは別として、アウトドアで行われるキャンプは一つと思っていました。
しかしキャンパーの友人から「キャンプの種類も色々あり、それぞれが楽しいです。」と教えてもらいました。
組織キャンプ
一般的にキャンプはテントを張って宿泊するイメージですが、組織キャンプはテントを張りや、飯盒炊飯などのキャンプ料理をして楽しむ事はしません。
組織キャンプの一番の目的は〝組織キャンプで体験した事をどの様に日常に持って帰るか″です。
組織キャンプのプログラムの多くはレクリエーションやアクティビティで成り立っています。
さらにプログラム自体をキャンパーに考えさせる事や、グループ内で色々な意見を出させて会議や話し合いをさせるプログラムもあります。
普段日常生活に起こる出来事を組織キャンプで取り入れて楽しむのが目的と言えるのではないでしょうか。
個人キャンプ
別名ソロキャンプとも言われ、一人でキャンプを行う事です。
友人や恋人、家族と過ごした方が楽しいのでは?と思われる方が大勢いると思います。
私も一人より大勢でキャンプをした方が楽しいと思ってしまいます。
しかし個人キャンプをする方の多くは〝より深く自然と向き合える″と言います。
自然との向き合い方は人それぞれですが共通して言えることは〝一人で時間の流れを感じる″体験が個人キャンプの楽しさです。
家族キャンプ(恋人、友人)
キャンプを通じて大自然の中で共に過ごす時間は、沢山の経験や思い出をさせてくれます。
特に子供は大人と比べて感受性が多くあるので自然と触れ合うキャンプは物凄く良い影響があります。普段時間に追われている生活では、家族だんらんで食事や会話の時間が皆無です。
しかしキャンプは時間に追われることが無いので日常会話を楽しみ自然とコミュニケーション能力がつき、テント張りや食事の準備、調理をすることで助け合う経験ができるので自然と協調性が養われます。
共に過ごす時間が沢山の事を共有して絆を深めてくれます。
登山中のキャンプ
何日もかけて山を登り山頂を目指す過程でテントを張り宿泊するキャンプが登山中のキャンプ(登山キャンプ)です。
目的が登山なのでキャンプ自体の楽しみよりは登山で疲れた体を休ませる(疲労回復)が目的になるので、荷物は必要最小限でコンパクトな物で揃えられています。個人キャンプと同じで、テントも一人用で設営や調理も全て一人でするので初心者よりはベテランキャンパー向きと言えます。
本格志向のキャンプ
個人キャンプや登山キャンプと似ているのですが、本格派は極力自然に存在する物だけでキャンプをします。
例えば火起こしにしてもマッチやライター等は使わずに木の枝や枯葉、草等を使用し、調理道具や食器の類も極力自然に在る物を使います。
キャンプにハマり、行き着く最終的なキャンプが本格志向のキャンプと言えます。
気軽にできるキャンプから本格的なキャンプまで、色々あるので自分に合ったキャンプで自然を満喫して楽しみましょう。
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